会社面接において必要なこと【求職者編 その1:企業も真剣。求職者も覚悟をきめろ】

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最近、経営者の方とお話しする内容として、よく出てくる「求人」。
企業側はかなり人材獲得に苦戦しているようです。
その反対で、就職に苦労している方も非常に多く、変な矛盾を感じる日本の求人事情。
バランスが取れていない。何かが噛み合ってないんでしょうね。

ということで、掲載は不定期になるかもしれませんが、シリーズとして求職・採用について話をしていこうと思います。

そのシリーズ第一弾として「思い通りの会社へ就職がなかなかできない」「最終まで残れない」と悩まれている方に雇用者側視線の考えた方を交えた面接攻略方法をお話したいと思います。

 

日本企業の求人事市場を知ろう

日本企業の求人市場は、2014年以降、有効求人倍率が「1」を超え続け、売り手市場が続いていると言われています。
※有効求人倍率が「1」より大きい時は、求職者(売り手)よりも求人(企業:買い手)数が多く、企業にとって働き手が不足している状態を指して、「売り手市場」という表現をします。

2018年、全国平均で「1.6」と、企業側は更に人材不足に陥っていることは、皆さんすでご存知の話かもしれません。
この問題の影響は、特に中小企業で深刻な問題になっています。
しかしながら、「売り手市場」と言われている求職者優位な時代の中、就職活動において苦戦されている方が多いのも、また現実なのです。

矛盾してますよね?
売り手市場であれば、求職者は苦労しているはずがないと思いませんか?

この問題について、いろいろな企業の経営者の方とお話する中で、企業側の問題や求職者側の問題などいろいろな原因があることがわかっています。簡単言うとバランスが悪いのです。

代表的な原因

企業側

例えば、企業側の場合多いのが、雇用条件の問題。
雇用条件が開設当時のままになっており、今の時代の働き方にあっていない。(就労時間が長い、休日が少ないなど結構多いです)
結果、他の会社との差別化ができておらず、好条件の会社にだけ求職者が集まる。いい人材が確保できない。
当然雇用される側もより良い条件で働ける場所を求めていますよね。

求職者側

求職側の場合、条件の良い会社にだけ意識行き、競争率の高いところで競り負ける。その後も同条件ばかりを追い求めてしまい求人が見つからない。これが多いんじゃないでしょうか?
当然、誰だってできるだけ好条件のところで働きたい。って思いますもんね。

後は、メンタル・覚悟の問題。
条件だけで会社を選び面接、現実を知り始める前に挫折。
会社のことを知らずに面接に来る。雇用条件の良さだけで面接を受け、その対価に対する代償を受け止められず挫折する、怖じ気て面接に来ない。など実際採用側の意見を聞くとこのような内容が最近多いようです。企業側の情報提示能力が低いのも問題ですが、これに対しては求職者の意思の弱さも問題の要因と考えられます。

求職中の方にとって大切なことなので厳しい言い方をしますが、
企業はお金をかけて求人活動をし、雇用後は賃金を支払うのですから、当然自分の会社にとって有益になる人材を求めるものです。
また、条件が良いということは、条件に似合った対価を雇用される側も受け入れなければいけないということを忘れないでください。
なによりも生半可な気持ちで来られても企業側は困るという事実を知っておいてください。でなければお互いに時間の無駄使いになってしまいますから。

大切なのは、その会社に対する誠意と覚悟

以上の状況をまず理解した上で、面接に望む求職者の方は覚悟を持って面接に向かうことをおすすめします。

もちろん「常にそのつもりだ」と思われている方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、それでも決まらない方がいらっしゃるなら、
その方は今思っている以上に覚悟をもって挑むことをおすすめします。

採用する側は、結構いろいろなところを見ます。言葉だけではありません。
姿勢、態度、発言に対する言葉節、文章の組み立て方から発言の意図など。
本人が気丈に振る舞っているつもりでも、見る・知ることに専念しているといろいろがわかったりするものなのです。

企業側も真剣です。中途半端は会社にとっても失礼に当たります。
ですので、覚悟を持って取り組んでください。

少し長くなりましたので、本日はここまで。
次回は面接現場での対応についてお話したいと思います。

< 次回の内容 >

・面接官も人である
・採用担当者は「面接時の貴方」だけを見て、採用しているわけでは決してありません。
・自分の意志をしっかり持つこと
・前向きでない限り採用はない
・面接では顔と言葉がすべて
・泣いても笑ってもチャンスは一度。本音をぶつけましょう。
・番外編:再就職を確実にしたいのなら、競争率の低い会社を狙え!
です。

では、また。

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