あなたはなぜ、転職しようと思いましたか?
今の会社では、
- 給料が少ない
- 残業が多い
- 人間関係が良くない
- 将来性が見えない
などを思って転職を考えている人が多いです。
同じように感じてる人が多いということは、今、勤めている会社だけじゃなく、そのような会社が多いということです。
どうすればこのような会社を避けることができるのでしょうか?
転職に失敗しないための3つの心構えを紹介します。
妥協しない
今まで慣れていた会社から新しい会社へ転職するというのは、イチから人間関係を築いたり、仕事を覚えないといけないなど、精神的にとても負担が大きく覚悟がいるものです。
せっかく覚悟を決めて転職するのに、今の職場から離れたいという思いが強く妥協して転職先を決めてしまい、新しい就職先でも同じことを繰り返してしまっては職歴にもよくありませんし心身ともに疲れきってしまいます。
まずは、自分の求めている条件を決めましょう。
外せない条件を決める
転職を決めるきっかけになった理由はなんですか?
その理由こそが、転職に外せない必要な条件になると思います。
例えば・・・
- 年収は450万円以上(家族を養う必要最低額)
- 通勤時間は30分以内で車通勤可能(通う時間も大切)
- 出張、転勤なし(手当次第だが、できるだけしたくない)
- 残業なし(見込残業代が含まれている場合は、残業がある可能性大)
自分が求めている条件全てを叶えてくれる会社は理想が高ければ高いほど見つかりにくくなりますが、絶対これだけは外せないという条件は妥協してはいけません。
年収にかかわるボーナス(賞与)や福利厚生などの手当は、会社の業績によってカットされるため最低必要な年収計算に入れない方が無難です。
※特にボーナス(賞与)は就業規則もしくは、賃金規定に「会社の業績により支給しないこともある」と明記されていることが大半。
最低ラインの許せる条件を決める
全ての希望が叶える転職が望ましいですが、できれば希望の「許せる」範囲も決めておきましょう。
例えば・・・
- 通勤は30分以内だが車通勤不可(会社で駐車場を用意されていない)
- 月に数時間の残業(残業代はちゃんと出る)
- 前職よりも出勤時間が1時間早い
外せない条件が満たされているが、その他の条件が合わないということが多々出てきます。
その中でも、希望が満たされるならこれぐらいいいか。と思う条件を明確にしておくと転職のチャンスを逃しにくくなります。
遠慮しない
日本人は思いやりの心が強く、どんな時にでも相手に失礼かな?と思い「遠慮」してしまうことがよくあります。
しかし、自分の人生をかけた転職活動に必要なことは遠慮は厳禁です。
世の中は売り手(雇用される側)市場
厚生労働省の発表によると、平成21年から徐々に求人倍率が上がっていき、2018年8月には約1.6倍以上になっています。
現在、世間では雇用する側(企業側)が選ぶ立場ではなく、雇用される側(労働者)が企業を選ぶ立場といわれています。
少子化の影響もあり、特に人気のない職種は人材不足に悩まされていますが、
ここで勘違いをしてはいけないのが、
人材不足は優秀な人材が不足している
ということです。
人として対等
「雇って給料をあげる」からという理由で、面接時から高圧的な面接官がいまだにいますよね?
人間関係で転職を考えている人は、そんな会社は辞めておきましょう。
労働に対しての給与を払うのは、会社として当たりまえ。
報酬に対して、約束した労働をするのも当たりまえ。
転職先の業務命令は絶対ですが、人権をもった人である限り対等な立場です。
残業代などお金に関わる部分は聞きにくいと思いますが、面接時に聞きたいことは、遠慮なんかせずに必ず聞きましょう。
- 残業代はちゃんと出るのか。
- 求人情報に載っている内容に偽りはないのか。
- 賞与有りと書かれているが実際に出ているのか。
など、
自分で決めた条件がクリアになるように聞くようにしましょう。
聞くことは失礼ではありません。
仮に聞いたことが原因で不採用になるとすれば、会社側にとって偽った回答をしている、もしくは聞かれたらマズイことかもしれないので、逆に採用されなくて正解です。
でも、丁寧な話し方は大切ですよ。
人生最後の就職先ではない
この記事を読まれている方で、年齢の問題で最後の転職を考えておられる方もおられるかもしれませんが、人生の転機は自分次第でいくらでもあります。
上記にも書いたように、世の中は優秀な人材不足です。
なぜ、優秀な人材が不足していのでしょうか。
色々と理由はありますが、簡単に言うと優秀であれば自分で転職活動をせずに、いい条件でスカウトの声がかかるからです。
真面目に勤務し、スキルを磨いていれば転機は訪れます。
次のステップにいく土台作り
本当は、「今までと違いこんな仕事をしてみたい!」
でも、経験とスキルがないと募集要項に当てはまらない。。。
なんていうこともあると思います。
しかし、人材不足ということもあり未経験から採用するしかできない中小企業であれば、本来したい職種の土台作りとしてスタートができます。
最初はしたくない業務だったり、給与が少ないということはあり得ますが、
1年間は修行とおもって基礎スキルを構築し、それから次の希望の会社へ転職するというプランも一つの案です。
私もやりたい仕事があり、基礎スキルとノウハウを取得し、起業するつもりで7年務めていた会社から転職しました。
面接時にも「将来は独立します。」と、明言しましたが100人の応募の中から採用され、最終的には会社役員までいきましたが経験を活かし起業することができました。
今の会社から別の会社に転職するだけという簡単な話ですが、
転職 = キャリアアップ
になるようにきちんと将来のプランを考え、失敗しない転職に。
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