パソコンを使った仕事の遅い人と早い人とがいるのはなぜでしょうか。
文字の入力速度の違いもありますが、実はキーボードのショートカットキーを多用することで効率が上がり、遅い人との差が出ています。
ショートカットキーとは、格闘ゲームのような難しいコマンド入力ではなく、
同時に2つのキーを押すだけでコピーや、貼り付けなど色々な効果があるので少し覚えるだけでも作業時間が半分になるなど効率があがります。
是非、参考にしてみてください。
Windowsパソコンのショートカットの基本
パソコンのキーボードで使うショートカットの基本は、
『Ctrl』、『Alt』、『Shift』のどれかと何かのキーを組み合わせて使います。
これだけは覚えてると便利ショートカットキー
どのアプリケーションでも使えるwindowsの基本ショートカットキーです。
- Ctrl+C:選択した文字やファイルのコピー
- Ctrl+X:選択した文字やファイルの切り取り
- Ctrl+V:コピーや切り取りしたファイルやテキストを貼り付け
- Ctrl+Z:一つ前に戻す
- Ctrl+Y:一つ前に元に戻すを取り消し
- Ctrl+F:検索画面を開く
- Ctrl+S:上書き保存
コピー、貼り付け、切り取りのショートカットは知ってる方が多いと思いますが、
特に『Ctrl+Z(もとに戻す)』と『Ctral+Y(もとに戻すを取り消す)』を知っておくと物凄く便利です。
間違えてファイルを消してしまった!という場合に、『Ctrl+Z』を押すともとに戻すことができます。
文章作成を高速化!入力に便利なショートカットキー
文章の入力にかかせない変換作業の効率をアップするショートカットキーです。
変換中に文字に対して各キーを押すことで文字を一発で変換できます。
- F6:ひらがなに変換
- F7:全角カタカナに変換
- F8:半角カタカナに変換
- F9:全角英数字に変換(ローマ字)
- F10:半角英数字に変換
- Shift+ひらがな:ひらがな入力⇔カタカナ入力切り替え
- Ctrl+A:コピーしたい文章、画像を全て選択
- Ctrl+H:指定した文字を変更したい文字を一括で置換など
効率アップ!Excelで使えるショートカットキー
上記のWindowsの基本のショートカットキーに加え、Excelのみで利用できる便利なショートカットキーです。
覚えていた方がいいショートカットキーを頻度別に分けて紹介します。
覚えてた方がいいよく使うショートカットキー
- Tab:右となりのセルへ移動
- Shift+Tab:左となりのセルへ移動
- Enter:下のセルへ移動
- Alt+Enter:セル内で改行
- F2:セルの編集(セルのダブルクリックと同じ動作)
覚えていると時間が一気に短縮できるショートカットキー
- Ctrl+1:セルの書式設定画面を表示
- Ctrl+B:文字を太文字に
- Ctrl+::現在の時刻を入力
- Ctrl+;:現在の日付を入力
- Ctrl + P:プレビューの確認および印刷
- Ctrl + ↑:現在のデータ範囲の入力されている一番上のセルへ移動
- Ctrl + ↓:現在のデータ範囲の一番下のセルへ移動
- Ctrl + ←:現在のデータ範囲の一番左端のセルへ移動
- Ctrl + →:現在のデータ範囲の一番右端のセルへ移動
覚える必要があるものだけ覚えるショートカットキー
使う頻度の高そうなものだけ覚えると便利なショートカットキーです。
経理作業や見積書をよく作成する方は「数字を桁区切り表示する」ショートカットなどは便利です。
- Shift + Space:カーソルのある行をすべて選択。
- Ctrl + Shift + $:選択したセルのデータを通貨表示。
- Ctrl + Shift + %:選択したセルのデータを小数点以下の桁数0のパーセントで表示
- Ctrl + Shift + #:選択したセルのデータを日付で表示
- Ctrl + Shift + !:選択したセル内の数字に桁区切りを表示
- Ctrl + Shift + ^:選択したセル内の数字の各種設定を標準形式に戻す
- Ctrl + N:作業するExcelファイルを新規作成
まとめ
今回紹介したショートカットキーは最低限必要なものばかりです。
他にも行う入力内容に合わせた便利なショートカットキーがたくさんあり、経理ソフトなど利用するソフトのみで使えるショートカットキーなどもあります。
覚えれる方はどんどん活用してもらうと効率が上げ時間の余裕ができると仕事のミスも減るのでおすすめです。
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